バリ旅行に役立つインドネシア語学習。 80年代の懐かしいバリの思い出を綴ります。


by nenek yoshimi & jepunsari

バリ人の名前 その2

バリにはインドと同じようにカースト制度があります。
バリのカーストは職業などには殆ど関係しません。
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四つのカーストは以下の通り
1 ブラフマナ階級(僧侶)
2 クシャトリア階級(王族、貴族)
3 ウェイシャ階級(軍人、商人)
4 スードラ階級(一般)

上の三つのカーストの事をトリ・ワンサと呼び、名前にそれを示す敬称がつきます。
スードラ階級には敬称はなく、ジャボォ(外の)と呼ばれます。

トリ・ワンサの敬称は
ブラフマナ階級 
IDA BAGUS 男(グス、ダグスと呼ばれる)
IDA AYU 女(ダユと呼ばれる)

クシャトリア階級
COKORDA 男女同じ
ANAK AGUNG 男女同じ
DEWA 男
DEWA AYU 女(父親がデワ、母親がデワ・アユである)
DESAK 女(父親がデワ、母親がデワ アユではない)
NGAKAN  男(デワの下の位、デワ・ガカンともいう)
DESAK 女(父親がガカンの女性)

ウェイシャ階級
GUSTI 男女とも(男なら Ngurah や Lanang、女なら Ayu と続く事が多い)


子供は自動的に父親のカーストとなり、その家系の称号を継ぎます。
トリワンサの男性と結婚した女性(外国人も含む)は、JEROと呼ばれます。

以前は最高司祭であるプダンダにはブラフマナ階級しかなれなかったのですが
今はプトゥ・スティアのようにスードラでも司祭になっている人もいます。

カースト制度は差別、過去の因習であるという人もいます。
歴史的にみても、バリのカースト制は比較的新しい制度のようです。

これからのバリのカースト制も変わるのだろうと思います。

カースト名の由来にはそれぞれ歴史的背景があり
地方によっても違いががあると思うので、これはウブド近辺の一例として読んで下さい。

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by jepunsari | 2015-05-26 13:35 | バリ 今と昔