バリ旅行に役立つインドネシア語学習。 80年代の懐かしいバリの思い出を綴ります。


by nenek yoshimi & jepunsari

バリ人の名前 その1

ワヤン、という名前をきけば、バリ人だというのがわかります。
バリ人の名前の付け方は、バリ人のアイデンティティでもあるのです。
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バリ人記念撮影、コミン、マデ、ニョマン、グデ、プトゥがおります。

第一子はワヤン、第二子はマデ、第三子はニョマン、
第四子はクトゥットと繰り返すのは、
普通は四つあるカーストの一番下のスードラ階級です。

男女とも同じ名前で、男なら "I" 女なら"NI"を前につけます。
その後に個人名が続きます。苗字に当たるものはありません。

そして五番目はワヤン、六番目はマデに戻ります。
五番目の人はWayan Balik(戻る)という名前で呼ばれている人もいます。

例えば、Ni Wayan Wati ならば、
ワヤンが生まれた順番(一番目か五番目)で、
名前はワティという女性というのが名前でわかります。

高いカーストでもブラフマナ階級、クシャトリア階級のデワ、
ウェイシャ階級グスティ等でもこの名前を使います。
例えば、Ida Bagus Made Poleng ならば、
ブラフマナ階級の二番目、ポレンという名前の男性になります。

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名前には幾つか他のバリエーションもあります。
第一子
Wayan / Putu / I Luh(女)Gede(男、順番に関係なくつけます)

第二子
Made / Kadek / Nengah(カランガセム地方?)

第三子
Nyoman / Komang / Koming

第四子
Ketut


しかし、こういった名前を付ける習慣もだんだん薄れて来たようで、
ワヤンが減り、かわりにプトゥ、エカ、グデという名前の子が増えています。
本来プトゥは、カーストが高い人がワヤンを使わずプトゥを使うのですが、
そんな習慣はもうお構いなしのようです。

最近では、このワヤン、マデ〜を全く使わない親もいるようです。
ちなみに息子のクラスのワヤンはたった一人。
ワヤンという名前は貴重な存在になりつつあります。

名前をきいただけではバリ人かどうか分からなくなる日も近いのでしょうね‥

バリ人の名前については、地方によって独特の名前があるかもしれません。
これは、あくまでウブド近辺のお話です。

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by jepunsari | 2015-05-15 14:57 | バリ 今と昔