バリの暦 ジャワから来たウク暦
2015年 02月 25日
西暦とサカ暦の他に、バリで頻繁に使われているのがウクという暦です。
これは天文学とは関係なく、順列組み合わせの数学的な暦になっています。
この暦が作られたのはジャワだそうで、ジャワでも使われているそうです。
それでは、いつ頃バリで使われるようになったのでしょう?
16世紀マジャパット王国の滅亡により、バリ島に逃げた僧侶たちが
ジャワ・ヒンドゥー文化をバリに持ち込み、
バリ島でもウク暦が使われるようになった。
とネットに書いてありましたが、ここで疑問が。。
バリにヒンドゥー教が渡来したのは8世紀、ルシ・マルカンディアの時代。
それからずっとバリはヒンドゥー教の島なのに、
この暦が伝わったのが16世紀ニラルタの時代というのはちょっと信じがたい。
ガルンガンに立てられる竹飾りペンジョール。
ウク暦に従って行われる最大の祭礼はガルンガン。
水曜のクリウォン、ドゥングラン週に行われます。
822年水曜のクリウォン、カパット月の満月に
最初のガルンガンが行われたと言う記載をみつけました。
ならばその時代には、もうウク暦が使われていたという事ですよね‥?
もし間違っていれば指摘して下さい。よろしくお願いします。
by jepunsari
| 2015-02-25 15:19
| 暦