バリ旅行に役立つインドネシア語学習。 80年代の懐かしいバリの思い出を綴ります。


by nenek yoshimi & jepunsari

バリの暦 インケル

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ウク暦の30のウクにはそれぞれインケルというのが決まっています。

解りやすく言えばその週にやってはいけないタブーです。


例えばウクの第一週のシンタ週はインケル・ウォン、

ウォンとは人間と言う意味で人間に関する儀礼、結婚式を行ってはいけない

と言う事です。


インケルは六つあり、七日間続きます。

ウォン、サト、ミナ、マヌック、タル、ブク

これが順番に巡って来るシステムになっています。

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ナガの上にインケルの絵があります。人、動物、鳥。



ウォンの週は結婚式などのマヌシャ・ヤドニャは行ってはいけない

サトは動物、四つ足の動物を飼い始めるのはいけない

ミナは魚、魚を飼い始めるのはいけない

マヌックは鳥、鳥を飼い始めるのはいけない

タルは木、木を植えたり、建材にする木を切ってはいけない

ブクは節のある植物、竹やロタンなどを切ってはいけない


各週にはそれぞれ六つのタブーがあったのですね。

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続き。木、竹のように節のある植物。

 


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by jepunsari | 2015-04-12 13:26 |
ウク暦はジャワ/バリ暦とも呼ばれているようですが、
インドネシア全土にその影響があったとも考えられ、
ヌサンタラ暦と呼んでいる方があり、なかなか良い命名だと思います。
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ウク暦には30のウクの他に、10種類のワラがあります。
一サイクルが一日しかない週(エカ・ワラ)から
一サイクルが10日間(ダサ・ワラ)まで。
中でも頻繁に使用されるのは3日、5日、7日の週です。


10種類のワラの各日には、方角、ウリップ(数)神様がそれぞれ決まっています。

Eka Wara (1曜週=1日間の週)
 Luang 何もない日もある

Dwi Wara (2曜週=2日間の週)
 1Menga 2Pepet  

Tri Wara (3曜週=3日間の週)
 1Pasah 2Beteng 3Kajeng
 *バリではPasah の日に大きな市が立つ日でしたが、その習慣も今はないようです。

Catur Wara (4曜週=4日間の週)
 1Sri 2Laba 3Jaya 4Mandala

Panca Wara (5曜週=5日間の週)
 Umanis  Iswara神
 Paing    Brahma神
 Pon   Mahadewa神
 Wage   Wisnu神
 Keliwon  Siwa神

Sad Wara
 1Tungleh 2Aryang 3Urukung 4Paniron 5Was 6Maulu

Sapta Wara (7曜週=7日間の週)
 1Redite   日曜  Bhaskara神
 2Soma    月曜  Candra神
 3Anggara  火曜  Angkara神
 4Buda    水曜  Udaka神
 5Wrspasti 木曜  Sukra Guru神
 6Sukra    金曜 Bregu神
 7Sainscara 土曜 Wasu神
*サプタワラは西暦と同じように太陽、月、火星という天体に対応しています。

Asta Wara (8曜週=8日間の週)
 1Sri 2Indra 3Guru 4Yama 5Rudra 6Brahma 7Kala 8Uma
※すべて神様の名前になっています。神の性格からその日の性質も判断できます。

Sanga Wara (9曜週=9日間の週)
 1Dangu 2Jangur 3Gigis 4Nohan 5Ogan 6Erangan 7Urungan
 8Tulus 9Dadi

Dasa Wara
 1Panidita 2Pati 3Suka 4Duka 5Sri 6Manuh 7Manusa
 8Raja 9Dewa 10Raksasa


3曜週、5曜週、7曜週のように、曜日が順番に回って来る週もありますが、
1曜週、2曜週、10曜週など、特別な算出法でその曜日を決める週もあります。

この名前を全部覚えさせられる小学生、可哀想だけど子供だから覚えられるんですよね。。私は覚えられない。。
これらの日を見ると、何か秘密の法則があるような気がするのですが、まだ研究が足りないです。
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by jepunsari | 2015-04-10 12:41 |
ウク暦の30の週の名前とその週の神様、
各ウクで行われる祭礼について

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 1 シンタ ( Dewa Yamadipati )
    Banyu Pinaruh  日曜のパイン 
    早朝、泉や川などへ沐浴に行き、心身ともに浄める。
   (サラスワティの日に授かった知恵を浄める意図がある)
    Soma Ribek 月曜のポン
    豊穣の女神デウィ・スリの祭礼の日。チャナン・ソマリブックを供える。
    Sabuh Mas  火曜のワゲ
    金銀財宝の神マハデワ神の祭礼の日。
    Pagerwesi 水曜のクリウォン    
    鉄柵と言う意味。パラメスティ・グルと九の方角を守るデワタ・ナワ・サンガ
    に全ての生物の平安と世界の平和を祈る。

 2 ランデップ ( Dewa Mahadewa )
   Tumpek Landep 土曜のクリウォン
   金属製の武器クリスや道具の為の祭礼。パスパティ神に祈る。

 3 ウキール  ( Dewa Mahayekti )

 4 クランティール  ( Dewa Langsur )

 5 トル  ( Dewa Bayu )

 6 グンブラッグ  ( Dewi Candra )

 7 ワリガ  ( Dewa Semara )
   Tumpek Wariga 土曜のクリウォン
   植物の為の祭礼の日。サンカラ神に祈る。
   Tumpek Uduh/Bubuh/Pengatag/Pengarahとも呼ばれる。

 8 ワリガディアン  ( Dewa Mahareshi )

 9 ジュルンワンギ  ( Dewa Sambhu )

10 スンサン  ( Dewa Ghanesa )

   Sugihan Jawa 木曜のワゲ

   ガルンガンに降りて来る神々と祖先の霊の為に寺や家寺を浄める。

   Sugihan Bali 金曜のクリウォン

   ガルンガンに備え、自身の精神を浄める。

11 ドゥングラン ( Dewa Kamahaya )   

   Penyekeban  日曜のパイン

   バナナなどを収穫し、追熟させるために保管する。  

   Penyajaan 月曜のポン

   供物にするお菓子やナッツを揚げて、祭礼の準備にいそしむ。

   Penampahan 火曜のワゲ

   豚やアヒルなどの家畜を屠殺しサテやラワールを作り供物として捧げる。

   門の前にペンジョールと言う竹飾りを立てる。

   Galungan 水曜のクリウォン

   悪(アダルマ)に対する善(ダルマ)の勝利を祝うウク暦の最大の祭礼。

   神々と祖先の霊に供物を捧げて祈る。 

    Manis Galungan 木曜のウマニス

    新しい供物を祭壇に捧げる。

12 クニンガン  ( Dewa Indra )
    Ulihan 日曜のクリウォン 
   神々と祖先の霊が天界に戻るので、供物を捧げて送り出す。

    Penampahan Kuningan  金曜のワゲ

   豚やアヒルなどの家畜を屠殺しサテやラワールを作り供物として捧げる。

    Kuningan  土曜のクリウォン
   再び神々と祖先の霊が昼の12時まで地上に降りて来るので
   供物を捧げて祈る。タミアンという輪飾りを祭壇や軒先などに飾る。

13 ランキール  ( Dewa Kala )

14 メダンシア  ( Dewa Brahma )

15 プジュット  ( Dewa Guritna )

16 パハン  ( Dewa Tantra )
    Pegat Wakan 水曜のクリウォン   
   一連のガンルンガン行事の終了、ペンジョールをはずす。

17 クルルット  ( Dewa Wisnu )
   Tumpek Krulut 土曜のクリウォン
   芸術の為の祭礼の日、イスワラ神に祈る。

18 ムラキー  ( Dewa Surenggana )

19 タンビール  ( Dewa Siwa )

20 メダンクンガン  ( Dewa Bhasuki )

21 マタル ( Dewa Sakri )

22 ウイェ  ( Dewa Kwera )
   Tumpek Kandang 土曜のクリウォン 
   動物、家畜の祭礼。ルードラ神に祈る。

23 メナイル  ( Dewa Citragotra )

24 プランバカット  ( Dewa Bhisma )

25 バラ  ( Dewi Durga )

26 ウグ  ( Dewa Singajalma )

27 ワヤン ( Dewi Shri )
   Kala Paksa  金曜のワゲ
   穢れた日とされるので家の門に魔除けをつける。
   Tumpek Wayang 土曜のクリウォン
   影絵芝居ワヤンの祭礼。影絵人形や楽器などに供物を捧げイスワラ神に祈る。

28 クラウ  ( Dewa Sedhana )
   Buda Cemeng Kelawu / Hari Rambut Sedana 水曜のワゲ
   金銀、お金の為の祭礼、スダナ神に豊穣を祈る。
   市場にあるムラティン寺院、銀行のオダラン。

29 ドゥクット  ( Dewa Bharuna )

30 ワトゥグヌン  ( Dewa Anantabhoga )
    Saraswati  土曜のウマニス 
   知恵、芸能の女神サラスワティの祭礼。
   書物、古文書ロンタルに供物を捧げ、この日は読み書きしてはいけない。





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by jepunsari | 2015-03-06 14:56 |


バリでは西暦の他にサカ暦とウク暦という独特の暦が使われていますが、

3つの暦を使いわけると言うのは本当に面倒な話です。

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ウク暦はパウコンとも呼ばれ、発祥はジャワ島と言われる暦で

8世紀くらいに作られたのではと推測されます。


ウク暦には年号はなく、1日間から10日間まで10種類の『ワラ』

と呼ばれるサイクル(週)の順列組み合わせ、数学的な暦です。


西暦と同じ7日間の週(サプタ・ワラ)の1つの週をウクと呼び、

全部で30週のウクがあり、その30個にそれぞれ名前がついています。

ウクの一年は7日×30週=210日です。

ウク暦の1ヶ月はチャトゥール・ワラとサプタ・ワラの組み合わせになり、

5×7=35日になります。


例えばバリで一番重要な祭礼であるガルンガンの祭礼は、

11番目のウク、ドゥングラン週の水曜日のクリウォンの日に行われ、

それが変わる事はありません。


ウィキにはウク最終週であるワトゥグヌンの金曜のクリウォンにサラスワティの祭礼がある、

と書いてありますがサラスワティは土曜のウマニスの日に行われます。

なのでシンタ週の第一日は、ウマニスではなくパインから始まる事になります。

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30のウクの名前の題材になっているのはワトゥグヌン王の神話で、

ワトゥグヌン自身とその母親(妻でもある)シンタ、

シンタの妹のランダップの名前が最初と最後についています。

残りの27個は、ワトゥグヌンとシンタの子供という説と

ワトゥグヌンが倒した王国の王という説があります。



トリ・ワラ、チャトゥール・ワラ、サプタ・ワラの組み合わせによる祭礼の日

10種類のワラの中でも重要なのは3日間のトリ・ワラ、

5日間のチャトゥール・ワラ、7日間のサプタ・ワラで、

その組み合わせにより寺院の祭礼や誕生日(オトン)などが決まっています。



Kajeng Keliwon

トリ・ワラのKajengの日とパンチャ・ワラのKeliwonが重なる日は、

Kajeng Keliwon と呼ばれ15日に一回巡ってきます。

この日は霊力の高い日らしく、ブータカラに特別な供物を捧げます。

多くのバリ人がプラ・ダラムに参拝に出かけます。


Anggara Kasih

火曜日(Anggara)とパンチャ・ワラのKeliwonが重なる日は、

Anggara Kasih と呼ばれる吉日で、35日に1回巡ってきます。

ルードラ神が瞑想すると言われ、多くの寺院でオダランが行われます。


Buda Cemeng

水曜(Buda)とパンチャ・ワラのWageが重なる日は、

Buda Cemeng と呼ばれる日で、35日に1回巡ってきます。


Buda Keliwon

水曜日(Buda)とパンチャ・ワラのKeliwonが重なる日は、

Buda Keliwon と呼ばれ35日に1回巡ってきます。

ガルンガンやパグルウェシなどの重要な祭礼があります。


Tumpek

ウク暦の1ヶ月の最後の日、土曜日とクリウォンが重なる日は、

トゥンパックと呼ばれる吉日で全部で6つあり、35日に1回巡ってきます。

トゥンパック ランダップ 武器、道具に対する祭礼

トゥンパック ワリガ 植物に対する祭礼

トゥンパック クニンガン

トゥンパック ウイェ 動物、家畜に対する祭礼

トゥンパック クルルット 芸術、芸能に対する祭礼

トゥンパック ワヤン 影絵芝居ワヤンに対する祭礼



暦の話はまだ続きます....



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by jepunsari | 2015-03-01 17:56 |
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バリの暦を調べ始めた理由は、
次のガルンガンがいつあるか知りたいがため。
ガルンガンの祭礼はウク暦に従い210日毎にあるというのがわかりました。

暦に関する本も何冊か買いました。
気になる事を調べようと昔の本をめくってみたら、
あるではないですか、ウク暦がバリに伝わった話が!


10世紀以前はウクやワラなどが書かれた碑文プラサスティはなく
サカ暦で書かれていたそうです。

西暦989〜1001年、バリを統治していたウダヤナ王と
王妃マヘンドラダッタの時代の碑文に
ウクやワラが書かれものが発見されているそうです。

マヘンドラダッタはジャワから嫁に来たので、
彼女がウク暦を伝えたのかもしれません。
マヘンドラダッタのお墓はクトゥリにあります。

やっぱり本って買っておくべきですね。

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by jepunsari | 2015-02-26 12:29 |

西暦とサカ暦の他に、バリで頻繁に使われているのがウクという暦です。

これは天文学とは関係なく、順列組み合わせの数学的な暦になっています。

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写真は図式化したティカ。Pelajaran Dewasa W.シンペン著より


この暦が作られたのはジャワだそうで、ジャワでも使われているそうです。

それでは、いつ頃バリで使われるようになったのでしょう?


16世紀マジャパット王国の滅亡により、バリ島に逃げた僧侶たちが

ジャワ・ヒンドゥー文化をバリに持ち込み、

バリ島でもウク暦が使われるようになった


とネットに書いてありましたが、ここで疑問が。。


バリにヒンドゥー教が渡来したのは8世紀、ルシ・マルカンディアの時代。

それからずっとバリはヒンドゥー教の島なのに、

この暦が伝わったのが16世紀ニラルタの時代というのはちょっと信じがたい。

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ガルンガンに立てられる竹飾りペンジョール。


ウク暦に従って行われる最大の祭礼はガルンガン。

水曜のクリウォン、ドゥングラン週に行われます。

822年水曜のクリウォン、カパット月の満月に

最初のガルンガンが行われたと言う記載をみつけました。

ならばその時代には、もうウク暦が使われていたという事ですよね‥?



もし間違っていれば指摘して下さい。よろしくお願いします。



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by jepunsari | 2015-02-25 15:19 |

バリの暦 サカ暦の閏月


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サカ暦の元旦にあたるのが、9番目の月カサンガの新月の翌日、
カダサ月の第1日目で、3月にあたるようになっています。


娘と姪がサカ暦の1ヶ月は何日かでもめていました。
35日じゃないの?  ← これウク暦
いや、31日だよ。 ← これ西暦

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ニュピの前日(カサンガ月の新月)に行われるngerupuk に使う悪霊のはりぼてオゴオゴ。

サカ暦の1ヶ月は30日、もしくは29日です。
サカ暦の1年は、西暦の365日よりも短い事になります。
そうすると、3月にあるべきニュピがだんだんずれるではないか?

そこで考え出されたのが閏月。ナンピサッシ、マラマサと呼ばれています。
要するに、数年に1度同じ月を2回繰り返すのです。
ですから、その年は1年が13ヶ月になるんですね… 難しいです。

何年に閏月を設けるか、どの月を2回繰り返すのかについては、
ヒンドゥー教会 ”パリサダ”がどのロンタルの算出方法を使うかで決定します。

一度混乱があって、バリカレンダーが2種類できてしまった事があります。
その時に話し合いがあって、現在の方法に統一されたそうです。


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by jepunsari | 2015-01-22 19:02 |

バリの暦 サカ暦

昨日はシワラトリという日。
夜明かしすれば罪が許される‥と言う解釈には賛同できないので、
家でシワラトリの本を少し読んで寝ました。
36時間ずっと目覚めていられるような超人ではないです。。

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サカ暦というのはインドのサカ族の王様が作った暦だそうです。

それがアジサカ王によってインドネシアに伝わり、
バリでは今でもこの暦が使われています。
サカ暦は太陰太陽暦です。

サカ暦にはサッシと呼ばれる12の月があります。
サッシには月が満ちて行くタンガルと、月が欠けて行くパンロンに分けられます。
新月から満月までは普通は15日、たまに14日になります。

サカ暦で重要な祭礼があるのは、
9番目の月、カサンガの新月に行われるサカ暦の元旦にあたるニュピ一連の儀礼。
7番目の月、カピトゥの新月の前日に行われるシワラトリの儀礼。

満月、新月にも寺院の祭礼オダランが行われます。
ニュピの後のカダサ月の満月、カパット月の満月はオダランが多いです。

12の月の名前は、
カサ KASA
カロ   KARO
カティガ  KATIGA
カパット  KAPAT
カリマ   KALIMA
カナム  KANEM
カピトゥ   KAPITU
カウル   KAULU
カサンガ  KASANGA
カダサ   KADASA
デスタ  DESTA
サダ  SADA

綴りはカレンダーによってKenam / Kanemの、Kaulu / Kawulu のような違いがあります。




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by jepunsari | 2015-01-20 12:49 |

バリのカレンダー

バリの祭礼を入れたカレンダーを1998年から作っています。
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もとは、来年のガルンガンがいつであるか知りたいがために、
バリの暦のシステムを勉強したのが始まりでした。

カレンダーは郵便局の前にあるガネシャ・ブックショップ、
ハノマン通りアユサリ(ボディワーク前)に置いてあります。


バリでは西暦の他に、太陰太陽暦のサカ暦と、
210日が1サイクルのウク暦の三つの暦が使われています。


ここで、暦に関係した単語を上げてみましょう。

hari   日
bulan   月
tahun   年

Minggu  日曜 / 週 satu minggu なら一週間
Senin    月曜
Selasa    火曜
Rabu    水曜
Kamis   木曜
Jumat    金曜
Sabtu    土曜

♫Senin, Selasa, Rabu, Kamis, Jumat, Sabtu, Minggu
 itu nama nama hari 〜♪ という童謡もあります。

曜日にはバリ語もあります。
redite   日曜
soma   月曜
anggara  火曜
buda    水曜
wraspati   木曜
sukra    金曜
saniscara  土曜
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バンバン・グデ・ラウィのカレンダー。亡くなった後もずっと発行されています。
ただ日本人には週が縦に並ぶのがどうしても違和感なので、私のは横に並ぶように変えました。



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by jepunsari | 2014-11-02 12:44 |

ガルンガン一連の行事

21日は、バリヒンドゥー教のガルンガンと呼ばれる祭礼日です。ガルンガンは、ヶ月が35日のウク暦に従い、6ヶ月(210日)に1度巡ってきます。ガルンガンはヒンドゥー教徒にとって重要な祭礼で、善(ダルマ)が悪(アダルマ)に勝利することを記念しています。ガルンガン一連の祭礼はガルンガンの6日前から始まります。


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ガルンガン恒例、バロンが村をまわる ngelawang



スギハン・ジャワ(SUGIHAN JAWAスンサン週木曜のワゲ

神聖な場所である家の社(サンガ/ムラジャン)を清めます。神々と祖先の霊がガルンガンのために降りてきます。


スギハン・バリ(SUGIHAN BALIスンサン週金曜のクリウォン

自身を清める為聖水をもらいます。


プニュクバン(PENYEKEBANドゥングラン週日曜のウマニス

ガルンガンの3日前はプニュクバンといい、果物(バナナ)を収穫しガルンガンの日に熟すように保管します。語源は保存する(NYEKEB)という言葉で、別の意味では、この日から神のマイナスな面でありルードラと呼ばれる怒りの性質の神サン・カラ・ティガが人間を惑わすと考えられています。僧は瞑想や精神統一を始めますが、一般の者には難しいでしょう。供物にする為の果物を保存し、祭礼の準備に没頭することに精神を集中させます。

この日は単に果物を保存するという事でなく、穏やかな生活のために感情を抑制するという内面的な意味も持っています。サン・カラ・ティガは人間を滅ぼそうとしているのではなく、善の方向に導くために人間のメンタルをテストしているのです。


プニャジャアン(PENYAJAANドゥングラン週の月曜パイン

語源は支配するという意味のJAJAHといわれ、これはサン・カラ・ティガが人間を支配する事を示唆しています。一方、サン・カラ・ティガの支配を打ち破るためには、注意力を深め神のご加護を祈るしかありません。その為には怒って喧嘩をしたりせずに我慢をするという努力が必要です。バリの女性は供物にするお菓子やナッツなどを揚げて、お供えの準備をすることからお菓子(JAJA)が語源とも言われています。


プナンパハン(PENAMPAHANドゥングラン週の火曜のワゲ

動物を屠殺するという意味のTAMPAHが語源です。アヒル、鶏、豚などの家畜を屠殺し、サテやラワールなど供物にする料理をします。この日からは家族全員が準備に加わり、料理は男性の仕事でそれが済むと竹飾りペンジョールを作ります。

女性は供物の準備や社の祠に布やお飾りを付けます。サン・カラ・ティガは、神のマイナス面ですので、その性格に合わせて行われる儀式はブータ・ヤドニャ(悪霊への儀礼)です。プナンバハンは単に屠殺するという事ではなく、もっと重要なことはサン・カラ・ティガに供物を捧げ、本来の神の姿に戻ってもらう事です。供物を捧げた後は門の前に、悪に対する善の勝利を象徴するペンジョールを立てます。

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プナンパハンのお供えはソーダハンというご飯とラワール。

この日に作るサテはガルンガンのお供えになります。




ガルンガン(GALUNGANドゥングラン週の水曜のクリウォン

ガルンガンという言葉には、戦いという意味があるそうです。サン・カラ・ティガに惑わされず善が勝利したことを喜び、森羅万象を創造してくださった神に感謝する日でもあります。神々は祖先の霊と共に、敬謙な信仰心と清い心という恩恵を人間に与えてくれます。人々は供物を捧げてもてなし、各家の社で神と祖先に祈ります。

ダルマとは、サンスクリット語で規則、義務、真実という意味で、善(ダルマ)の勝利とは真実の勝利でもあります。ヒンドゥー教徒の義務とはヤドニャを行うことであり、ガルンガンの祭日を祝うことは、ヤドニャを行うことが最大の目的です。供物の大小は問題ではなく、神と自然の霊力と祖先の霊に対して供物を捧げることがヒンドゥー教徒としての義務です。


また、ペンジョールとはアグン山をシンボル化したものといわれ、一本の先のしなった竹をヤシの葉で飾り、大地からの恵みの作物、果物、稲、砂糖きびなどを吊るしたものです。この地上にある生活に必要ものなものは、全て神が創造した神からの授かり物ですので、感謝の意を込め収穫の一部を供えます。ペンジョールの先端にはポロサンや花を付けたサンピアン・ペンジョールを飾ります。また供物の置く場所としてペンジョールの足の部分にサンガも取り付けます。普通、ペンジョールは家の門に一本立てられます。



クニンガン(KUNINGANクニンガン週の土曜のクリウォン

ガルンガンの10日後、神々と祖先の霊が再び地上に降りてきて、クニンガンのもてなしを楽しむと考えられています。そして12時を過ぎると、人間に平和と幸せを残して天界へと戻っていきます。各家庭では社の祠と家の軒下に、タミアンという輪飾りを飾ります。


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ブダ・クリウォン・パハンBUDA KELIWON PAHANGパハン週水曜のクリウォン

プガット・ワカンとも呼ばれます。ガルンガンの35日後にあたり、一連のガルンガンの行事が終了します。ペンジョールやお飾りをはずします。




以前フリーペーパーのために書いた記事です。日付などは書き直しました。


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by jepunsari | 2014-05-14 13:47 | バリの祭礼