バリ旅行に役立つインドネシア語学習。 80年代の懐かしいバリの思い出を綴ります。


by nenek yoshimi & jepunsari

カテゴリ:バリの祭礼( 5 )

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トラックに乗せられたバギアが運ばれて行くのに遭遇しました。
でも、カメラがなくて写真が撮れず‥そうなると絶対に見たい。
グヌンサリ寺院は近所なので、正装して寺まで行く事にしました。

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これがバギア、少しずつ形が違うようです。
この行事は、mendak (迎える)Bagia (幸せ)というバリ語で呼ばれています。
チャンプアンのグヌン・ルバ寺院からバギアをお迎えに来て持ち帰るという行事。

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寺院のジャバテンガ(中庭)で行われていたトペン劇。誰も見ている人はいませんでした。。


重要な祭礼の時、外国人は閉め出されるという苦い体験があるので、
ウブドのプリンスにお寺の中に入ってもいいと許可をもらい、
中に入れたので写真が撮れました、感謝。(カメラじゃなくてiPad Mini 、カメラ欲しい‥)

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お祈りのあと、バギアを担いで運び出しチャンプアンへ向かいます。


帰り際にネカさんに微笑まれ、
ウブド王家の方に手を合わされて挨拶されてしまった。
いったい何のご利益なんだろう??

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バギアの行列が通り過ぎるのを待つバイクの列。祭礼時のバリではよくある光景。。。



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by jepunsari | 2014-10-08 12:41 | バリの祭礼
今回のグヌン・ルバ寺院の一連の祭礼のため、8月から準備に入っています。
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プリアタン村からウブド村に入る所にある門。


9月の終わりには地鎮祭 Rsi Gana の祭礼が行われ、
1日には御神体を海に浄めに行く Melasti がありました。
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これが拾った予定表。多分村の役員の人が落としたんだと思う。


これから寺院に参拝しようという方の為にこれからの予定。
       4日 2時   Mendak Batara Bagia
       6日 9時  Tawur Agung Panca Wali Krama / Tawur Pedanan
       8日 9時  Puncak Karya

その後、祭礼期間は20日まで続きます。
4日からはパフォーマンスなども行われる模様で行事が満載です。

このような祭礼は滅多に見られないので、一度は参拝したいものです。
大きな祭礼なので民族衣装も白と黄色(茶色でもいい)が望ましいでしょう。

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きちんと正装していても8日は外国人は入れてもらえないかもしれません。
以前この寺で大きなオダランがあった時、私は入れてもらえませんでした。。。

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by jepunsari | 2014-10-02 13:43 | バリの祭礼

タミアンいろいろ

ガルンガンの祭礼のシンボルがペンジョールなら、
クニンガンのシンボルは輪飾り ”タミアン” 。

タミアンは祭壇や家の軒下などに飾ります。
10年くらい前はブスン(ヤシの若葉)だけで作りました。
ブスンはバリ語、インドネシア語はJanur ジャヌール。
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ブスンだけで作ったシンプルなタミアン。


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スラウェシのブスンで作ったタミアン。
色を付けたロンタルでアクセントをつけています。


最近はロンタルで作ったタミアンをお店で売っています。
これなら次のクニンガンも使えると言う訳です。

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バリの奥さんたちも自分で作らず、買う人が増えていくのでしょうね。。 JJS


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by jepunsari | 2014-05-31 14:27 | バリの祭礼

ガルンガン一連の行事

21日は、バリヒンドゥー教のガルンガンと呼ばれる祭礼日です。ガルンガンは、ヶ月が35日のウク暦に従い、6ヶ月(210日)に1度巡ってきます。ガルンガンはヒンドゥー教徒にとって重要な祭礼で、善(ダルマ)が悪(アダルマ)に勝利することを記念しています。ガルンガン一連の祭礼はガルンガンの6日前から始まります。


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ガルンガン恒例、バロンが村をまわる ngelawang



スギハン・ジャワ(SUGIHAN JAWAスンサン週木曜のワゲ

神聖な場所である家の社(サンガ/ムラジャン)を清めます。神々と祖先の霊がガルンガンのために降りてきます。


スギハン・バリ(SUGIHAN BALIスンサン週金曜のクリウォン

自身を清める為聖水をもらいます。


プニュクバン(PENYEKEBANドゥングラン週日曜のウマニス

ガルンガンの3日前はプニュクバンといい、果物(バナナ)を収穫しガルンガンの日に熟すように保管します。語源は保存する(NYEKEB)という言葉で、別の意味では、この日から神のマイナスな面でありルードラと呼ばれる怒りの性質の神サン・カラ・ティガが人間を惑わすと考えられています。僧は瞑想や精神統一を始めますが、一般の者には難しいでしょう。供物にする為の果物を保存し、祭礼の準備に没頭することに精神を集中させます。

この日は単に果物を保存するという事でなく、穏やかな生活のために感情を抑制するという内面的な意味も持っています。サン・カラ・ティガは人間を滅ぼそうとしているのではなく、善の方向に導くために人間のメンタルをテストしているのです。


プニャジャアン(PENYAJAANドゥングラン週の月曜パイン

語源は支配するという意味のJAJAHといわれ、これはサン・カラ・ティガが人間を支配する事を示唆しています。一方、サン・カラ・ティガの支配を打ち破るためには、注意力を深め神のご加護を祈るしかありません。その為には怒って喧嘩をしたりせずに我慢をするという努力が必要です。バリの女性は供物にするお菓子やナッツなどを揚げて、お供えの準備をすることからお菓子(JAJA)が語源とも言われています。


プナンパハン(PENAMPAHANドゥングラン週の火曜のワゲ

動物を屠殺するという意味のTAMPAHが語源です。アヒル、鶏、豚などの家畜を屠殺し、サテやラワールなど供物にする料理をします。この日からは家族全員が準備に加わり、料理は男性の仕事でそれが済むと竹飾りペンジョールを作ります。

女性は供物の準備や社の祠に布やお飾りを付けます。サン・カラ・ティガは、神のマイナス面ですので、その性格に合わせて行われる儀式はブータ・ヤドニャ(悪霊への儀礼)です。プナンバハンは単に屠殺するという事ではなく、もっと重要なことはサン・カラ・ティガに供物を捧げ、本来の神の姿に戻ってもらう事です。供物を捧げた後は門の前に、悪に対する善の勝利を象徴するペンジョールを立てます。

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プナンパハンのお供えはソーダハンというご飯とラワール。

この日に作るサテはガルンガンのお供えになります。




ガルンガン(GALUNGANドゥングラン週の水曜のクリウォン

ガルンガンという言葉には、戦いという意味があるそうです。サン・カラ・ティガに惑わされず善が勝利したことを喜び、森羅万象を創造してくださった神に感謝する日でもあります。神々は祖先の霊と共に、敬謙な信仰心と清い心という恩恵を人間に与えてくれます。人々は供物を捧げてもてなし、各家の社で神と祖先に祈ります。

ダルマとは、サンスクリット語で規則、義務、真実という意味で、善(ダルマ)の勝利とは真実の勝利でもあります。ヒンドゥー教徒の義務とはヤドニャを行うことであり、ガルンガンの祭日を祝うことは、ヤドニャを行うことが最大の目的です。供物の大小は問題ではなく、神と自然の霊力と祖先の霊に対して供物を捧げることがヒンドゥー教徒としての義務です。


また、ペンジョールとはアグン山をシンボル化したものといわれ、一本の先のしなった竹をヤシの葉で飾り、大地からの恵みの作物、果物、稲、砂糖きびなどを吊るしたものです。この地上にある生活に必要ものなものは、全て神が創造した神からの授かり物ですので、感謝の意を込め収穫の一部を供えます。ペンジョールの先端にはポロサンや花を付けたサンピアン・ペンジョールを飾ります。また供物の置く場所としてペンジョールの足の部分にサンガも取り付けます。普通、ペンジョールは家の門に一本立てられます。



クニンガン(KUNINGANクニンガン週の土曜のクリウォン

ガルンガンの10日後、神々と祖先の霊が再び地上に降りてきて、クニンガンのもてなしを楽しむと考えられています。そして12時を過ぎると、人間に平和と幸せを残して天界へと戻っていきます。各家庭では社の祠と家の軒下に、タミアンという輪飾りを飾ります。


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ブダ・クリウォン・パハンBUDA KELIWON PAHANGパハン週水曜のクリウォン

プガット・ワカンとも呼ばれます。ガルンガンの35日後にあたり、一連のガルンガンの行事が終了します。ペンジョールやお飾りをはずします。




以前フリーペーパーのために書いた記事です。日付などは書き直しました。


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by jepunsari | 2014-05-14 13:47 | バリの祭礼
ワリガ週、土曜日、クリウォンは、植物の祭礼日トゥンパック・ワリガ。
Tumpek Uduh / Bubuh / Pengarah / Pengatag  別名がたくさんあります。
それぞれに意味があるのですが、私はワリガを使います。

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Bubur Sumsum  米の粉とココナッツミルクを混ぜて作るお菓子(左)
ウンティ(右)というココナッツフレークとヤシ砂糖をかけて食べます。


植物の神であるサンカラ神に植物の繁栄を祈ります。
実のなる木にBubur Sumsum という緑色のおかゆ(bubuh)を供えます。
これが肥料の代わりになり、植物が元気に生い茂るというわけです。

実際には25日後に迫っているガルンガンの祭礼の時に、
たくさん実をつけて下さいという願いが込められているのです。
お供えを捧げる時に供物のエキスを送りながら、木をナタで少し傷つけます。

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これはマンゴーの木。ぜんぜん花が咲かなかったのに、
トゥンパック・ワリガにお供えのおばさんがお供えしたら、花が咲き実がなりました。
トントンと幹を傷つけて、ちょっと起きてよ、と促すのですね。


言い換えればこの日からガルンガンの行事が始まっている、という事です。
この日からガルンガン期間中のプムチャッ・アグンまで30日、
プムチャッ・アグンから一連の行事が終了するプガット・ワカンまで30日。
ガルンガンが近づいたので準備に入って下さいと告げる祭礼でもあります。

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昨日つい買ってしまった本。
買って下さいって感じで一冊だけ残っていた。
薬草について記載がありますが、バリ語の名前がいまいち解りません。


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by jepunsari | 2014-04-27 15:07 | バリの祭礼