バリ旅行に役立つインドネシア語学習。 80年代の懐かしいバリの思い出を綴ります。


by nenek yoshimi & jepunsari

カテゴリ:バリの手仕事( 2 )

バリ伝統絵画

ハノマン通りで小さなバリ絵画のギャラリーをやっています。
ボディワークセンターの真ん前です。
絵画の村ウブドと呼ばれていますが、伝統的なバリ絵画を売る店は少なくなりました。

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売れ筋は花鳥風月の絵でしょうか、特に日本人には人気です。
花鳥風月はプゴセカン村の発祥なのでプンゴセカンスタイルとも言われます。
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花鳥風月、実は簡単に描けるので量産する事ができます。
大きいサイズは下地の色を先に緑で塗ってしまうんですね。
それから、鳥や花を白く塗り直して色を入れ、緑に明るい部分と陰を入れれば完成。


バリの絵画を描くプロセスとしては、
① 鉛筆で下書きする
② 墨(ドローイングペン)で線描き
③ うす墨を使い陰影をつける
④ 色を入れる(場合によっては色は二度塗りする)
⑤ 白でハイライトの線をいれる
と言うプロセスになります。
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スタッフが描いている下絵。売れ筋なんだからもっと描いて下さい!


プロセスが多いので時間がかかるわりに、あまり売れないという理由から
伝統的な細密画を書く画家が減っているのでしょう。
伝統的なバリ絵画、次の世代に引き継いでもらいたいと心から願います。
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白黒のタイプは色でごまかす事ができないので、
色付きの絵画より描くのが難しいそうです。


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by jepunsari | 2014-09-13 14:50 | バリの手仕事


東部バリにある先住民の村として知られるテンガナン。

一般的なバリの文化とは違った、独特の文化習慣がある事でも有名です。


中でも必見なのが、世界でも珍しい縦横絣グリンシン。

村人はこの布を魔除けの布として祭礼の時に身につけます。

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絣というのは普通は縦の糸か横の糸のどちらかだけを染めるのですが、

縦横絣と言うのは縦横両方の糸を染めます。

現在ではテンガナンの他、インドと日本にしか残っていない珍しい物です。


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87年、グリンシンを織るテンガナンの女性。染めた糸が干してあります。



血で染めたという言い伝えもあったそうですが、本当は草木染め。

模様に従って糸を結び、染めあげるのに大変時間がかかるそうです。


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一枚の布に幾つかのモチーフを織り込んだグリンシン



オリジナルなものは白と赤と黒ですが、

最近は藍を使ったブルーのグリンシンもあります。

日本人が藍染めを教えたと言う話は本当なのでしょうか?

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グリンシンのモチーフにはすべて名前がついていますが、

チュンパカ以外の名前がわからないので、

次回行く事があればメモせねばと思ってます。


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これがチュンパカのモチーフのグリンシン

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チュンパカの花


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by jepunsari | 2014-07-20 10:26 | バリの手仕事